NISSIN(日清の即席めん・インスタントラーメン)

NISSIN(日清の即席めん・インスタントラーメン)

日本の技術を使い現地の材料と工場で作る日清のインスタントラーメンが即席麺消費量世界3位ベトナム市場へ新参入

コンビニエンスストア価格 6,000ドンから7,000ドン
URL http://nissinfoods.com.vn/(ベトナム語・英語)

 2012年からベトナム日清が現地生産して販売している即席麺です。現在、4種類販売されています。説明はベトナム語のみで、英語、日本語表記はありません。しかし、袋の写真で何味かは分かるようになっています。

種類(和訳付き)

とんこつラーメン(Xí Quách Thịt Bằm-Pork Bone and Minced Pork)
トムヤム風味ラーメン(Tôm chua cay-Sour & Spicy Shrimp flavor)
牛肉風味ラーメン(Bò sốt tiêu cay-Hot pepper Beef flavor)
チキンとラクサ風味ラーメン(Gà rau răm-Chicken & Laksa flavor)

 日本語訳は意訳です。品名は公式サイトを参考にしています。
 
 ラクサは香辛料が効いた東南アジアで広く食べられる麺料理のことです。

NISSINとJAPANを強調するデザイン

 共通でNISSINの社名とJAPANを大きく強調するデザインになっています。日本の技術を使ってベトナムの材料と工場で作っているラーメンですと書かれています。

一言コメント

 麺の消費が多いベトナムでは、スーパーカップで有名なエースコックが先行して高い市場シェアを握っていました。日清は後発となるため、ブランド名を強く押し出す戦略をとっているようです。大きくNISSINとJAPANをプリントしているのはその表れだと言えます。

 裏面には、日本トップシェア(No.1)であることや同社創業者である安藤百福さんのイラスト入りで創業からの社歴の説明があります。

 「インスタントラーメン(即席麺)消費量の国際比較」(世界ラーメン協会・2012年)によるとベトナムは、人口1人あたりの消費量で世界3位の即席めん消費大国です。ちなみに1位韓国、2位インドネシア、4位マレーシア、5位日本です。

 インドネシアでは、ラーメンとして食べるよりも、お湯を切って焼きそばにようにして食べる人が多く、ベトナムでも同じような食べ方も好まれているようです。

 日清がしっかりと現地工場で生産し、地元で支持されるインスタントラーメンを発売している国では全体的にレベルが高いように感じます。タイ、フィリピンなどは美味しいです。中国でも日清製品は発売しています。しかし、価格の高さもありシェアが低く、インスタントラーメンのレベル自体も全体的に低い印象です。

 ※日清の公式サイトで麺はめんと表記されているため、本記事のタイトルはめんと表記しています。

参考サイト
世界ラーメン協会

この投稿は 2013年4月14日 日曜日 5:27 PM に ホテル・不動産・病院, 飲料・食品 カテゴリーに公開されました。
投稿者: keijiro

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掲載日: 2013-04-14
更新日: 2013-04-14
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