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ホーチミン市人民委員会庁舎(旧サイゴン市庁舎)

ホーチミン市人民委員会庁舎(旧サイゴン市庁舎)

 コロニアル建築の象徴だったかつてのフランスの市役所は、ホーおじさんも見守るホーチミン市人民委員会庁舎に

86 Lê Thánh Tôn, Bến Nghé, Quận 1
竣工 1908年 起工 1898年
設計 Gardes(フランス) 仕上げ Bonnet(フランス)
施工 Lailhacar
入場、見学はできません。

 フランス統治時代に市役所として建てられたいわゆるコロニアル(植民地)建築です。イタリア、ルネサンス様式を採用しています。当時のフランスで流行していた古代ローマを復古させたような力強く、豪華な彫刻、彫像の装飾が特徴とされるためアンピール様式とも言われます(アンピールはフランス語で帝政の意味)。

 当時、このほど豪華絢爛な建物が、統治国に必要なのかと議論になったという記録も残されているそうです。

 人民委員会(日本の都道府県庁に該当)の庁舎のため残念ながら中へ入ることはできません。また、昼間に建物へ接近しての撮影は禁止とのことです。お気をつけください。

周辺の環境

 市民劇場から徒歩3分くらいです。庁舎西側にはホーチミン市博物館があります。国営デパートのトゥオン・サー・タックスから徒歩1分、レックスホテルから徒歩10秒です。

一言コメント

 ホーチミンのフランス時代の建築物で最も好きな建物に上げる人も多い人気の建物です。ライトアップされる夜間は非常に幻想的な姿を見せてくれてくれます。昼間は交通量が多いため、写真を撮っているとひかれそうになります。

 フランスがベトナム統治の象徴として建築した建物の前に、ホー・チ・ミン元国家主席の銅像が鎮座するところにベトナムが刻んできた近現代史を感じます。ちなみに、少女を高き抱える有名ななこの銅像在座の黒い長方形のプレートには、ホーおじさん(バック ホー・Bác Hồ)と刻まれています。

参考サイト
ロジテムベトナム
ハシムの世界史への旅

アクセス ・ 地図

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この投稿は 2013年2月11日 月曜日 4:51 PM に 観光, 観光・遊び・買い物 カテゴリーに公開されました。
投稿者: keijiro

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掲載日: 2013-02-11
更新日: 2013-02-11
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